英語で御書『聖人御難事』の御文を拝していきましょう!

今日も、英語で御書を読んでいこうと思います。

本日の御書は、「聖人御難事」の1文です。

原文

各各おのおの師子王の心を取り出して、いかに人をどすとも、をづる事なかれ。
師子王は百獣にをぢず、師子の子、またかくのごとし。
彼等かれら野干やかんのほうるなり、日蓮が一門は師子のほうるなり。

聖人御難事

あなたがた一人一人が師子王の心を持って、どのように人が脅そうとも決して恐れてはいけません。
師子王は百獣を恐れません。
師子の子もまた同じです。
彼ら (正法を誹謗する人々) は 、野干が吠えている (些細なことを意味) のと同じです。
日蓮の一門は師子が吠えているのです。(だから、恐れてはいけません。)

英文

Each of you should summon up the courage of a lion king
and never succumb to threats from anyone.

The lion king fears no other beast, nor do its cubs.

Slanderers are like barking foxes,
but Nichiren’s followers are like roaring lions.

On Persecutions Befalling the Sage

“summon” は、「来るように命じる」や「呼び寄せる」や「召喚する」というイメージですが、
“summon up” とすることで、「(勇気や力) を奮い起こす」という意味合いになります。

“succumb” は「負ける」や「屈する」という意味があります。

“cub” には、動物などの「子供」という意味があり、
“nor do its cubs” で、「師子の子、又かくのごとし」を表現しています。

原文の「野干」って何の動物?と思ったのですが、英文の “fox” で、狐と分かりますね!

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