今日も、英語で御書を読んでいこうと思います。
本日の御書は、「御義口伝」の1文です。
原文
第五「作師子吼」の事、御義口伝に云く、師子吼とは仏の説なり。
御義口伝
説法とは法華、別しては南無妙法蓮華経なり。
師とは師匠授くる所の妙法、子とは弟子受くる所の妙法、吼とは師弟共に唱うる所の音声なり。
作とはおこすと読むなり。
末法にして南無妙法蓮華経を作すなり。
(法華経の「作師子吼」について)御義口伝には、次のように仰せです。
師子吼とは、仏の説法です。
説法とは法華経、特に南無妙法蓮華経を説くことをいいます。
師子吼の「師」とは、師匠である仏が授ける妙法であり、
「子」とは、弟子が受ける妙法であり、
「呼し」とは、師匠と弟子がともに唱える音声をいうのです。
「作」とは「おこす」と読みます。
「師子吼を作す」とは、末法において南無妙法蓮華経をおこすことをいいます。
英文
Point Five, on the words “to roar the lion’s roar” (sa shishiku)
The Record of the Orally Transmitted Teachings says:
The lion’s roar (shishi ku) is the preaching of the Buddha.The preaching of the Law means the preaching of the Lotus Sutra,
or the preaching of Nam-myoho-renge-kyo in particular.The first shi of the word shishi, or “lion” [which means “teacher”], is the Wonderful Law that is passed on by the teacher.
The second shi [which means “child”] is the Wonderful Law as it is received by the disciples.
The “roar” is the sound of the teacher and the disciples chanting in unison.
The verb sa, “to make” or “to roar,” should here be understood to mean to initiate or to put forth.
It refers to the initiating of Nam-myoho-renge-kyo in the Latter Day of the Law.
The Record of the Orally Transmitted Teachings
「作師子吼」は、”to roar the lion’s roar” と訳されていますね!”
roar” が重複しているので、違和感を感じますね。
「御義口伝」は、”The Record of the Orally Transmitted Teachings” と言います。
英語を直訳すると、「口伝されている教えの記録」でしょうか?
漢字4文字よりかは、意味は分かりますが、
英文でも、分かるような分からないような内容ですね笑
“the Wonderful Law” は、「妙法」ですね!
そして、”the Latter Day of the Law” は、「末法」ですね!
(古い) 日本語の言葉を英語で説明するのは、大変ですね!