今日も、英語で御書を読んでいこうと思います。
本日の御書は、「可延定業書」の1文です。
原文
命と申す物は、一身第一の珍宝なり。
一日なりとも、これを延るならば、千万両の金にもすぎたり。
可延定業書
命というものは、我が身にとって一番貴重な宝である。
たとえ、一日であっても寿命を延ばすならば、千万両の莫大な金にもまさるのである。
英文
Life is the most precious of all treasure.
Even one extra day of life is worth more than ten million ryo of gold.
On Prolonging One’s Life Span
“precious” は、「貴重な」や「大切な」や「高価な」という意味がある形容詞です。
「千万両」は、英文では、”ten million ryou” と表現されていますね!
“million” が100万なので、1000万という意味ですね!まぁ、そのままです。
この御文は、可延定業書の一節です。
英語のタイトルは、”On Prolonging One’s Life Span” です。
“prolong” は、「引き伸ばす」や「延長する」などの意味があり、
英文から日本語に訳すと「寿命を伸ばす」になります。
そう考えると、タイトルの「定業」が「寿命」を意味していると推測できます。