今日も、英語で御書を読んでいこうと思います。
本日の御書は、「妙一尼御前御消息」の1文です。
原文
法華経を信ずる人は冬のごとし、冬は必ず春となる。
妙一尼御前御消息
いまだ昔よりきかず、みず冬の秋とかへれる事を、
いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫となる事を。
経文には「若有聞法者無一不成仏」ととかれて候。
法華経を信ずる人は冬のようなものです。
冬は必ず春 となる。
昔より今まで、聞いたことも見たこともありません、冬が秋に戻 るということを。
(同じように) 今まで聞いたことがありません、法華経を信ずる人が凡夫となることを。
経文には、「もし法 を聞くことがあれば、一人として成仏しない人はいない」と説かれているのです。
英文
Those who believe in the Lotus Sutra are as if in winter,
but winter always turns to spring.Never, from ancient times on, has anyone seen or heard of winter turning back to autumn.
Nor have we ever heard of a believer in the Lotus Sutra who turned into an ordinary person.The sutra reads, “If there are those who hear the Law, then not a one will fail to attain Buddhahood.”
Winter Always Turns to Spring
“the Lotus Sutra” が「法華経」の意味ですね!
“an ordinary person” が、「不通の人」つまりは、「凡夫」という意味ですね!
「冬は必ず春となる。」良い言葉ですね!大好きな一節です。