英語で御書『生死一大事血脈抄』の御文を拝していきましょう

今日も、英語で御書を読んでいこうと思います。

本日の御書は、「生死一大事血脈抄」の1文です。

原文

そうじて日蓮が弟子檀那だんなとう自他彼此じたひしの心なく、水魚すいぎょおもいして、異体同心にして、南無妙法蓮華経と唱えたてまつところを生死一大事の血脈とはうなり。
しかも、今日蓮が弘通する処の所詮しょせんこれなり。
し然らば、広宣流布の大願だいがんも叶うべきものか。

生死一大事血脈抄

総じて日蓮の弟子檀那らが、「自分と他人」や「あちらとこちら」と分け隔てる心なく、水と魚のように一体の思いになって、異体同心で南無妙法蓮華経と唱えていくことを、生死一大事の血脈と言うのです。
しかも今、日蓮が弘通する肝要は、これなのです。
もしこの通りになるなら、広宣流布という大願も成就するでしょう。

英文

All disciples and lay supporters of Nichiren should chant Nam-myoho-renge-kyo with the spirit of many in body but one in mind,
transcending all differences among themselves to become as inseparable as fish and the water in which they swim.

This spiritual bond is the basis for the universal transmission of the ultimate Law of life and death.

Herein lies the true goal of Nichiren’s propagation.

When you are so united, even the great desire for widespread propagation can be fulfilled.

The Heritage of the Ultimate Law of Life

“disciple” は、「弟子」で、
“lay supporter” は、「檀那」ですね!

「異体同心にして」は、”with the spirit of many in body but one in mind” と表現するんですね!

“transcend” は、「超越する」や「勝る」という意味があります。

“inseparable” は、「切り離せない」や「離れられない」という意味合いになります。

“bond” は、「絆」や「緊密な関係」の意味合いがあり、
“spiritual bond” で、「精神的な関係」や「精神的な絆」というイメージになります。

“the universal transmission of the ultimate Law of life and death” が、
「生死一大事の血脈」という意味ですね!
ちなみに、タイトルの「生死一大事血脈抄」の英語版タイトルは、
“The Heritage of the Ultimate Law of Life” なので、こちらが正式な名称と考えます。

“Herein” は、副詞で「ここに」や「ここで」と訳され、
“Herein lies A” で、「ここにAがあります。」というイメージになります。

「広宣流布」って、”widespread propagation” と表現するんですね!

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