英語で御書『寂日房御書』の御文を拝していきましょう!

今日も、英語で御書を読んでいこうと思います。
本日の御書は、「寂日房御書」の1文です。

原文

かかる者の弟子檀那だんなとならん人人は、宿縁しゅくえんふかしと思うて、日蓮と同じく法華経をひろむべきなり。
法華経の行者ぎょうじゃといはれぬる事、はや不祥ふしょうなり、まぬかれがたき身なり。

寂日房御書

このような日蓮の弟子や檀那となる人 々は、宿縁が深いと思って、日蓮と同じように法華経を広めるべきです。
法華経の行者と言われるようになったことは、もはや不運なことであり、免れ難い身なのです。

英文

Therefore, those who become Nichiren’s disciples and lay believers should realize the profound karmic relationship they share with him and spread the Lotus Sutra as he does.

Being known as a votary of the Lotus Sutra is a bitter, yet unavoidable, destiny.

Letter to Jakunichi-bo

“lay” には、「俗人の」や「素人の」という意味があり、
“lay believers” で、「檀那」の意味になります。

「宿縁」は、”karmic relationship” と訳されていますね!

“profound” は、「深い」という意味なので、
原文の「宿縁ふかし」が “the profound karmic relationship” と訳されています。

「行者」は、”votary” と言うのですね!

「不祥」を “bitter” と訳しているのが、面白いですね!
個人的には、どうしても “bitter” と言うと「苦い」イメージが先に来てしまうので。

英語は、”destiny” を追加で記載し、より強調している感がありますね!

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